僕はロボットごしの君に恋をするを読んだ感想
僕はロボットごしの君に恋をする
今回は山田悠介著「僕はロボットごしの君に恋をする」を読んだのでその感想をゆる〜く書いていきたいと思います。
この本は2017年に発行されていて、アニメ化も決定しているらしいです。とても面白かったのでぜひ読んでみてください!
あらすじ
2060年、日本で3回目のオリンピックが開催される。
人間と見分けがつかないほど精巧につくられたAIロボット。
主人公の健は、そのロボットをモニターごしに操作し、テロ予告があったアテナ社の警備にあたる。
そこでは、健がずっと好きだった幼なじみの咲が働いており、思いもよらない好機に恵まれ、2人の距離は縮まっていく。(ロボットだとは気づかれていない)
テロを防ぎ、咲を守ることができるのか!
感想
読んだ直後の感想としては「一本取られた」って感じでした。中盤あたりまで、咲とデートしたり守ってあげたりとハートフルな描写が続き、どうやってロボットであることを告白するのかなぁとか、テロをしようとしている人物はだれだろと考えながら軽く読み進めていました。しかし、衝撃的なラストに開いた口が塞がらない状態になりました。考察がどうのこうのという感じではなく、シンプルに物語として楽しめたし、切ない気持ちで一杯になりました。この本に出会えてよかったと心から思える一冊でした。